負け犬的映画偏愛録

崖っぷちの負け犬が、負け犬的な目線で偏愛する映画のことを好き放題のたまう映画録。また、日々のトピックや時事問題に関する雑感を、生き物たちが繰り広げる動物コミックのスタイルでご紹介!どうぞお楽しみください

アクション

負け犬の遂に解明された都市伝説!男は肩を並べて熱くなる!「ヒート」

言わずと知れた名匠マイケル・マンの代表作!デ・ニーロVSパチーノの二大名優のガチンコ勝負に胸が熱くなること必至の傑作! (評価 82点) アウトローと一匹狼の刑事。互いに一線を踏み越えた男たちがヒートアップして激突する男たちの挽歌。 マイケル…

負け犬の[閲覧注意の写真有り!]凶暴で凶悪な赤ずきんちゃんがお祖母ちゃんの所に行ったら殺人鬼が待っていた件「フリーウェイ」

グリム童話の赤ずきんをそのまま下敷きに、凶暴で凶悪な赤ずきんちゃんがサイコパスとガチンコ対決するぶっ飛び爽快青春バイオレンス! (評価 74点) 本当は怖いグリム童話そのままに、キーファー・サザーランドのサイコパスが赤ずきんと対決!凶悪キャラ…

負け犬のアメコミヒーローに死亡遊戯のレシピを加えたらとんでもなく美味な料理が出来ちゃった件「ジャッジドレッド」

死亡遊戯的テイスト満載の空間で超法規的マスクマンの警察官が犯罪者の群れと戦いながら最上階を目指す!中二病映画小僧垂涎の夢の結晶のような傑作リブート! (評価 84点) 映画小僧なら誰でも即反応する、閉鎖空間というシチュエーション。そこにアメコ…

負け犬の大事なのはお手頃感とお手軽感「タクシー」

フランス版の寅さんかトラック野郎、頭を空っぽにして楽しむのが鑑賞マナーたるスナック映画(評価 60点) リュック・ベッソンが、大衆向けプロデユーサーに完全に方向転換したブレーキングポイント的な作品。とにかく何も考えずに見るのが正しいたしなみ…

負け犬主婦と中年女がレイプされかけてアウトローになってサンダーバードで空を舞いレジェンドになった件「テルマ&ルイーズ」

アメリカン・ニューシネマの鮮烈なるリアニメイトは、男二人の旅路ではなくアウトローな女二人のオン・ザ・ロードな旅だった! (評価 86点) 真青な空に屹立するグランドキャニオン。女二人が見つめ合い、しっかりと手を握り、鮮やかに空を舞うサンダーバ…

負け犬のどこをとってもマックィーン!何はなくともマックィーン!かくしてマックィーンはレジェンドになった「ブリット」

カッコイイ男の永遠のエンブレム、ステーィブ・マックィーンの豪華なるカタログ映画。そのページをめくっているだけでただ楽しい痛快作! (評価 82点) ン十年見ているのに未だにストーリーが分からない謎の作品。それでも構わない、マックィーンがそこに…

負け犬のスター降臨!圧巻のオーラに涙「トップガン」

スターになるべき運命の下に生まれた人間。抗えないその運命の船出に決然と乗り出した未来のスターの凛々しき姿に涙! (評価 84点) F14のジェット噴射のように空高く舞い上がり、映画の世界のアイコンになったトム・クルーズのその瞬間を目撃する。 …

負け犬は宙ぶらりん「アイガーサンクション」

名匠もたまには下手を打つ!ガラの悪い007が登山するだけの変てこりんなスパイ映画 (評価 60点) スパイ映画か山岳映画か?カテゴライズしずらいのが一番の難点か。 難攻不落のアイガー北壁で、裏切り者を抹殺せよ!登山の名手の諜報員が非情なミッシ…

負け犬の本当のようなとんでもないホラ話「トゥルーライズ」

夫婦の絆はスパイの絆!シュワちゃんとジェームズ・キャメロンの蜜月の絶頂期に生み出された、今見ても実に楽しい無印良品! (評価 78点) パパはコンピューターのセールスマン!しかし、その本職は世界を股にかける名うてのエージェント!ご存知キャメロ…

負け犬が執念を燃やすのはマイノリティーの争いだったという件「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」

向かい合う宿敵同士が、雄叫びをあげながら突進する。チャイニーズ・マフィアの若きリーダーとポーランド系のやさぐれ刑事の宿命の対決を描く、巨大スケールのアクション大作。(評価 74点) 権力争いの果て、バカデカイオートマティックを手に陸橋の上で…

負け犬の飼い犬にだけは手を出すな!怒らせたらヤバイ奴映画NO1「ジョン・ウィック」

50代でキリストのように復活を遂げたキアヌ・リーブスの快作。この映画は中高年者のための復活ガイドだ! (評価 82点) 人間の人生は分からない。怒らせたらヤバイ奴映画というジャンルで再生を果たし、50代から見事にフランチャイズを作り上げた偉業…

負け犬も好き放題に生きてみたい「キル・ビルVOL1」

自分の好きな事を好き放題にやってみたい!そんな願望をハリウッドの悪童が叶えてみせた、サブカルチャーの玉手箱! (評価 84点) 自分の好きな事を自分のやりたい放題に出来たらどんなに楽しいだろう、それも、自分の懐を傷めずに、他人が出してくれたお…

負け犬のガールズは無敵!「デス・プルーフ」

ガールズがトークし、そして、痛快にやり返す!内容はただそれだけ!映画の杓子定規なドラマの常識を根底から破壊した怪童タランティーノの最高傑作! (評価 90点) 映画はドラマとストーリー。そんなつまらない常識を軽快にぶっ飛ばす、タランティーノの…

負け犬の気分はキャピキャピいつでもハッピー!「チャーリーズ・エンジェル」

ノーテンキが世界を救う!はじける笑顔に、はじけるアクション!あのテーマ曲に乗って三人娘がやって来る。そのスタイルはどこまでもチャーミング!ガールズ・アクションの最高傑作 (評価 82点) 恐るべき感染力!笑う門には福来る。いつもキャアキャアワ…

負け犬も悩むジェネレーション・ギャップ「メカニック」

70年代アクションの名作として名高い本作。しかし、それは親父衆がジェネレーション・ギャップに悩むだけの凡作だった (評価 50点) 後にジェイソン・ステイサムでリメイクすらも作られた本作は、予想外の凡作だった。 かのIMDB上で、70年代を代…

負け犬の暴力のルネッサンス「マッドマックス」

粗い粒子の映像が醸し出す得体の知れない恐怖感が、どこまでも続くオーストラリアのザラついたアスファルトの路面を疾走する。近未来バイオレンスの頂点にして不滅の傑作(評価 85点) 映像の幻影がもたらす薄汚れたリアルなバイオレンスが炸裂する。映像…

負け犬のエリートたちへのいやがらせ「キラー・エリート」

これは、負け犬監督が、映画会社への当てつけに嫌がらせ目的で作った映画とでも言えばいいのだろうか? (評価 40点) シリアスな出だしから、ド派手な破壊工作。そして、裏切りのエスピオナージ。しかし、戦う相手は何故かニンジャ?サム・ペキンパーの薄…

負け犬の過激な公園デビュー「ニューヨーク・コマンドー/セントラルパーク市街戦」

隠し玉のように面白い映画、こっそり教えます!小粒だがピリリと辛い、B級映画の超快作は、まさにあの「ランボー」の公園デビュー (評価 76点) 「公園は俺のもの!」秀逸なアイデアと簡潔なプロット。低予算でも抜群に面白い、これぞB級映画フリークが…

負け犬の毎日がドラゴンだった件「燃えよドラゴン」

ブルース・リーの前にドラゴンはなく、ブルース・リー以降もドラゴンなどいない、唯一無二の永遠のカリスマとの出会いの記録 (評価 84点) 1974年のあの日。永遠に忘れる事が出来ない未曾有のカリスマとの衝撃の遭遇。そしてその衝撃は今なお、栓を抜…

負け犬は夫婦で逃げる「ゲッタウェイ」

マックイーンがコルト45を構えるそのポーズ。ポンプ式ショットガンをぶっ放すそのスタイルが70年代アクション映画のエンブレムとして刻まれた永遠の傑作 (評価 82点) 笑わないはずの「わらの犬」がはじめて笑った。ハリウッドの反逆児が、人生で唯一…

野良犬とワイルド7の激突!「ダーティハリー2」

野良犬から生まれた孤高の一匹狼が、超法規的処刑人と化した白バイ軍団と激突する。まさにアクション映画ファン垂涎のドリーム・マッチのはずがトホホな結果に。それでも今だからこそ放つ本作の魅力を再発見 (評価 72点) ダーティハリーはあのクロサワの…

負け犬は我が家を目指す「フォーリング・ダウン」

やさぐれたリーマンをナメるなヨ!塩対応にもウンザリだ!とにかくオレは家へ帰りたいだけなんだ!サラリーマンが家に帰って何が悪い。これぞハイパー・テンションムービーの痛快作 (評価 85点) 夏になったら見てしまう。夏でなくても見たくなる。ただ面…

負け犬は夜の街を駆け抜ける男は黙って「ウォリアーズ」

チンピラが自分のテリトリーまで逃げ帰る。たったそれだけのストリートギャングの一夜の逃走劇に炸裂するヒル節に酔え! (評価 79点) 80年代、最も勢いに乗っていたアクション映画監督といえばこの男抜きには語れない。ウォルター・ヒル。この男に任せ…

負け犬の熱き反逆のエレジー「ガルシアの首」

文字通りの賞金首に群がる負け犬どもの壮絶かつ悲壮な末路へのささやかな手向けがギターの音色なのか (評価 74点) 負け犬を描いた映画は数々あれど、ただその散り様を描くだけではない、それを滅びの美学にまで昇華し得た作家はおそらくサム・ペキンパー…

負け犬さんのタンタンの冒険、ベトナム帰還兵が家族を殺されたのに静か過ぎて結局世界に馴染めなくて殺し合いにカタルシスを覚えるところが不気味だった件「ローリングサンダー」

本作のキャッチフレーズは淡々(タンタン)。この熱さゼロの淡々とした静かなる復讐談はおそらくクセになる (評価 70点) 本作、脚本があの「タクシードライバー」のポール・シュレイダーのアクションものの渋めの佳作とあって、その昔、見るのを切望して…

負け犬さんの人生はノンストップ走り出したら止まらないやめられない止まらないこいつは極上のかっぱえびせんだという件「ジャグラー/ニューヨーク25時」

追う逃げる追う、そしてまた逃げる!走り続ける連鎖が永久運動のように途切れることがないこの映画の画面から迸るエネルギーの熱さに誰もがきっと火傷する (評価 80点) 『ノンストップ』という言葉、ノンストップ・アクション、ノンストップ・スリラー、…

負け犬さんのジェームズ・キャメロンの20年越しの恋の成就が超つまんなかったからそもそもアニメやマンガのコンテンツ戦略について考えてしまったという件「アリータ:バトル・エンジェル」

日本のサブカルのマンガ、アニメのハリウッド実写映画化はことごとく失敗してるけど、本作はどうなのか? (評価 20点) 木城ゆきと氏の原作「銃夢」はビジネス・ジャンプで連載が始まった時、たまたま第一話をリアルタイムで読んだと記憶する。確かに第一…

負け犬さんの無賃乗車も命がけの件「北国の帝王」

列車のタダ乗りのためだけに激闘する男たち?そんな企画が通った上に、傑作映画が誕生するそんな夢のような時代が存在した。 (評価 90点) 本作の存在を知ったのは、映画雑誌に載っていたアーネスト・ボーグナインのシャックとリー・マービンのエースが血…

負け犬さんのアンダードッグ効果のニセ札捜査で無茶ぶりしたらすっかり蘇った件「LA大捜査線/狼たちの街」

すっかり落ち目な大監督が本気出したら、狂い咲きみたいでスゴかったのともう一つのエンディングにもビックリした (評価 89点) オープニングのタイトルバックのカッコ良さには悶絶必至 やっぱりウィリアム・フリードキンだぜ!と劇場で思わず喝采を上げ…

負け犬さんの冷え切ったピザとコーヒーはマズイという件「フレンチコネクション」

もう何十年間もブッ飛ばされ続けるダイナマイトのようなこの作品の凄さは一体何なんだ! (評価 96点) あの文豪、池波正太郎の名著『食卓の情景』に本作「フレンチコネクション」について言及したくだりがある。あの屈指の名場面。麻薬組織のトップ、シャ…