負け犬的映画偏愛録

崖っぷちの負け犬が、負け犬的な目線で偏愛する映画のことを好き放題のたまう映画録。

マーベル

負け犬の小さなトラウマ・ヒーロー「アントマン」

負け犬映画専門の脚本家が書き上げた良質のスクリプトによる、負け犬の負け犬による負け犬のためのヒーロー映画かつ負け犬のトンデモな「トラウマ映画」 (評価 74点) CGよりも何よりもやっぱり映画は脚本だ。たとえヒーロー物でも同じこと。それを改め…

フィギュアもいいけど映画もグッド「デッドプール2」

アメイジング・ヤマグチのデッドプールのフィギュアのあまりのカッコ良さに一目惚れし、半年間も悩んだ挙句、年甲斐もなくそのフィギュアをまんまと買ってしまったこの負け犬。よもやと思ってみたパート2は大正解の快作でした (評価 72点) 失望の一作目…

フィギュアはいいけど映画はちょっと「デッドプール」

アメイジング・ヤマグチのデッドプールのフィギュアのあまりのカッコ良さに一目惚れし、半年間も悩んだ挙句、年甲斐もなくこの負け犬は、そのフィギュアを買ってしまいました。それなのに勇んで食ったチミチャンガの味はとても美味とは言い難かった (評価 …

負け犬の鉄人仮面のプロトタイプはポンコツ大魔神だった件「アイアンマン」

DIY感覚なハンドメイドのヒーローのオリジンは、良く出来たスクリプトで何回見ても楽しめる (評価 80点) ローマは一日にして成らず。無知なゆえローマ帝国がどれだけの年月をかけて出来たかは知らないけれど、今や映画業界に燦然と聳え立つマーベル帝…

負け犬さんの監督の力量は口ほどにモノを言う上に有り得ないほどの史上最悪のラスボスとそれでもアビゲイルのスピンオフはあってもいいかなと思った件「ブレイド3」

映画にはやっぱりその監督の実力や力量があからさまに曝け出されるものだ。たとえそのキャラクターを知り尽くしている生粋のクリエイターでもそれは同じ (評価 60点) 「ブレイド」1,2を経て、主演のウェズリー・スナイプスは自分の肉体的なポテンシャ…

負け犬さんのポテンシャルの高い人材の潜在能力のブレイクタイミングと現場におけるマネージメントの問題、さらにその秘められたオタク・テイストの爆発は凄かったという件「ブレイド2」

組織においてポテンシャルの高い人材が想定以上の潜在能力を発揮する瞬間に立ち会える喜びはひとしおだ、またそいつが真正オタクであれば尚更だ (評価 82点) 前作「ブレイド」でその虜となった負け犬が、一作目からさして間を置くことなく作られた二作目…

負け犬さんの呼吸は無用息を呑むほどカッコ良いセミ吸血男と天才監督の編集技術にマーベルのマンガコンテンツ戦略の事始めという件「ブレイド」

ブレイドの仇敵フロストが実はブヨブヨの血液の塊だったこと、監督のスティーヴン・ノリントンとの犬猿の仲があの激烈映像を生み出したことをメイキング映像で知って驚いた (評価 89点) その昔、とりあえず何でもいいからヒマを潰そうと当時良く通ってい…