2023-01-01から1年間の記事一覧
夏にピッタリなアクション映画の大定番。美青年キアヌ・リーヴスとパトリック・スウェイジがタッグを組んで縦横無尽に心地よく躍動する快作アクションの決定版 (評価 85点) いつまでも終わらない夏。夏といえば、焼け付く暑さと澄んだ青、そして波立つ海…
これぞ映画のお約束のオンパレード!マッチョマン、イーストウッドのキャリア史上、 エンタメ指数マックスな娯楽アクション (評価 76点) 所詮、映画はお約束の世界。されば、そのお約束をこれでもかとばかりにつるべ打ちに見せてやる。本作は、そんなイ…
健さん、鉄矢、かおりの心地よいアンサンブルに笑いと涙が止まらない、やけっぱちの優しさと人間の温もり、そしてラストの号泣。これはもう心のジェットコースターだ (評価 86点) 映画は人間が作るもの。人間の役者の喜怒哀楽が奏でるアンサンブル、そし…
ドラッグカルテルとLA市警との激戦の真っ只中に、宇宙からやって来た最強のハンターが乱入する。忘却の淵に忘れ去られた続編は、極上のSFアクションだった。 (評価 76点) すっかりフランチャイズと化してシリーズになった作品の場合、その何本目かの…
あの日きみは何をした?エンディングが実に切ない人生リセットサスペンス (評価 78点) 忘れたくても忘れられないツラい過去。そして、そんな過去のせいでこんな自分になってしまった。そんな忸怩たる思いを抱いている人は意外と多いのではないでしょうか…
さかなクンもビックリ!ここは肉食魚が小魚を捕食する人生の奈落を垣間見る世にも残酷な水族館(評価 64点) 園子温監督の極悪映画として名高い本作。今回、初めて鑑賞しました。 確かに極悪ではあるけれど、負け犬的には本作は、いわばまるで肉食魚が小魚…
ビバ!セブンティーズを代表する女性映画の秀作は負け犬男にも元気と勇気を与えてくれる(評価 78点) 70年代。そのアメリカ映画の黄金期と言ってもいい一つの大きな特徴に、社会問題を巧みに取り込んでエンターティメント性のある作品に仕立て上げる手…
鳴り止まぬ絶賛と歓呼の中、負け犬の目の前にあったのは史上最低と言ってもいいほどの薄っぺらな愚作としか言いようのない映画だった(評価 20点) 「目覚めよ!」エホバの証人じゃないけども、この「ジョーカー」という映画に賛辞を送っているすべての人…
ナチスドイツの鉤十字と洋ピンポルノの悪魔のドッキングはとてつもなく猥雑で退廃の香りに満ちていた(評価 74点) 「女刑務所発情狂」「女子学生㊙レポート」「陰獣の森」「マラスキーノ・チェリー」・・毒々しいタイトルに、肌がマネキン人形のようなド…
どの業界にもいる、隅には置けない男。そんな映画業界の隅には置けない男ラリー・コーエンのペンによる隅には置けないノワール映画の発掘良品(評価 72点) どんな業界にもちょっと隅には置けない人材というものがいるもので・・そういう奴に限って表舞台…
業という炎に包まれ火車はただどこまでもひた走る。最後に鉄槌が振り下ろされる、運命のその時まで(評価 80点) 日本の推理作家、宮部みゆきの代表作「火車」を韓国の女性監督ビョン・ヨンジュが映画化した本作。サスペンスジャンルを無二の得意とする韓…