2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
さかなクンもビックリ!ここは肉食魚が小魚を捕食する人生の奈落を垣間見る世にも残酷な水族館(評価 64点) 園子温監督の極悪映画として名高い本作。今回、初めて鑑賞しました。 確かに極悪ではあるけれど、負け犬的には本作は、いわばまるで肉食魚が小魚…
ビバ!セブンティーズを代表する女性映画の秀作は負け犬男にも元気と勇気を与えてくれる(評価 78点) 70年代。そのアメリカ映画の黄金期と言ってもいい一つの大きな特徴に、社会問題を巧みに取り込んでエンターティメント性のある作品に仕立て上げる手…
鳴り止まぬ絶賛と歓呼の中、負け犬の目の前にあったのは史上最低と言ってもいいほどの薄っぺらな愚作としか言いようのない映画だった(評価 20点) 「目覚めよ!」エホバの証人じゃないけども、この「ジョーカー」という映画に賛辞を送っているすべての人…
ナチスドイツの鉤十字と洋ピンポルノの悪魔のドッキングはとてつもなく猥雑で退廃の香りに満ちていた(評価 74点) 「女刑務所発情狂」「女子学生㊙レポート」「陰獣の森」「マラスキーノ・チェリー」・・毒々しいタイトルに、肌がマネキン人形のようなド…
どの業界にもいる、隅には置けない男。そんな映画業界の隅には置けない男ラリー・コーエンのペンによる隅には置けないノワール映画の発掘良品(評価 72点) どんな業界にもちょっと隅には置けない人材というものがいるもので・・そういう奴に限って表舞台…
業という炎に包まれ火車はただどこまでもひた走る。最後に鉄槌が振り下ろされる、運命のその時まで(評価 80点) 日本の推理作家、宮部みゆきの代表作「火車」を韓国の女性監督ビョン・ヨンジュが映画化した本作。サスペンスジャンルを無二の得意とする韓…